年賀タウンメールをご存知でしょうか?このサービスの利点を端的に言うと、
住所録がなくても、○丁目まで絞り込んで年賀状が配達される(もちろん町単位でも可)
地域の皆さんに新年のご挨拶をすると同時に、初売りセールやクーポンでアピールすることが出来るサービスです。元々配達地域指定郵便物(タウンメール)というサービスはあるのですが、年賀状という年に一度のイベントだし、お年玉年賀ハガキなので捨てられる可能性も低く、一般的なDMと違って不快感を与えることが少ないという利点があります。
年賀状以外での利用では、もらう方は不快感を覚えることもあります。一年に一度だけ年賀状としてご挨拶をするのであればそんなに不快に思う方もいないだろうというのが個人的な感想です。
手数料はかかりません。一般の年賀状と同じ金額(50円)です。裏面や表面にある程度デザインを入れてもOKなので、ご自身で印刷されても問題ないとの事です。
普通に地域の方に年賀状を送るだけではなく、訴求と関係性を確立することが年賀タウンメール成功の秘訣だと思います。何をオファーするのか、どうすれば興味を持ってもらえるのかを十分に考えながらデザインしてください。
ちなみに年賀状を印刷してくれるサービスで(DMファクトリー)がありますが、料金が高いです。私ならもう少し安価で年賀状を印刷してくれるサービスを探すか、自分で年賀状を購入して自宅でデザインを作って印刷します。(自分で作れば地域に合わせて細かく変更もできるので・・・)
詳しくは最寄の郵便局の方に聞いてください。私は和白郵便局総務主任の久富(ひさとみ)さんに伺いました。紹介したところで私には何のメリットもないので、お知り合いの郵便局員の方に聞くのが一番かもしれません。
純粋に「いいね!」と思ったサービスでした。年賀状の数が年々減る中で、こういうサービスが生まれるのは郵便局にとって良いことだと思います。「個人情報の乱用だ!」という声もありそうですが、見ず知らずの個人を特定して配達するわけではなく、あくまでも「配達員が配る郵便物に同梱する」というかたちなので問題ないのではないでしょうか。
年中こういうDMが増えるのも困りますが・・・